売却のコツ※買主に安心を与えるためにできること
2022/12/03
たとえば、築30年ほど経過した戸建てを購入される時、
どのようなことを気にされるでしょうか?
・雨漏りはしていないか?
・耐震はしっかりしているか?
・買った後、すぐに不具合などは起こらないか?
などではないでしょうか。
大体皆様、同じようなことを気にされる印象があります。
真剣に購入を検討されるお客様ほど、
ネガティブな連想や取得後のリスクをイメージします。
やはり、現実的にその家に自分が住んだことをリアルに考えるからでしょう。
逆に考えると、❝不安を払拭して、安心を与えるために❞
先回ってそういう部分に手を打っておくと、
売却のスピードが上がるのではないか、とも思います。
もちろん、成約価格のアップにもつながります。
❝不安を払拭して、安心を与えるために❞できることがいくつかございます。
いずれも費用がかかりますので、そこはご留意のほどお願いいたします。
もちろん、任せていただく物件の費用やサービスによっては
当社で負担させていただくものもございます。
ざっくり2つのパターンに分けたいと思います。
①調査し、良くない部分を明確にする(改修はしない)
②調査し、一定基準を超えた住宅に「保証を与える」
①に関しては、インスペクションと呼ばれるものがあります。
「調査」という意味でして、本当に、あくまで「調査」なので、
調査した段階での、物件自体や設備などの状態がわかるので、
買主からしたら、自分が購入したあとどういう手を加えればいいのか、
分かりやすいです。
それをしたから「より丈夫になったりするわけではない」んですが、
買主からしたら安心なのはよくわかります。
これをすると、引き渡し後、揉めにくいです。
「合格」「不合格」がございますが、
「不合格」でも、買主が納得してもらえるなら、
問題はありませんが、価格設定に影響がでてきます。
②に関しては、
売却時に「瑕疵保険を付ける」という方法があります。
国土交通大臣の指定を受けた住宅検査機関が、
構造部分や雨漏り配管などの建物検査を行い、
検査合格を受けた住宅に対して、「保証」する保険のことです。
※この「保証」の部分がインスペクションとの大きな違いです。
瑕疵保険が付いていれば、単純に安心感がありますし、
建物築年数により税制面の優遇措置を受けることができない住宅に対しても、
この保険が付いている住宅については税制優遇を受けることができるため、
買主側のメリットがあります。
この部分は大きいですね。
もう一つ、②ですが、
「安心R住宅」の登録を行う。
安心R住宅とは、一定の基準を満たす中古住宅について、
国が定めたマーク「安心R住宅」を与える仕組みです。
少しややこしいのですが、
建物検査の結果、基準を超えていれば、
その建物についてのリフォームプランを付けることによって、
「安心R住宅」のマークが付いた住宅として販売することが可能になります。
安心を与えることに寄与するブランド、ですね。
売主側にとっては強みになります。
ただ、②で紹介した2つに関して、検査結果が不適合の(基準を超えなかった)場合、
その箇所を改善しなければなりません。
すべてを行うことができればよいのはもちろんなのですが、
現実的に費用が発生するので、そこまでする売主様も
かなり少ない印象です。
インスペクションは、費用も比較的安く、当社はおすすめしています。
当社が負担させていただくこともございます。
広告などで「見せ方」を追求すると同時に、
物件自体に対する買主の安心感に訴求するというのも売却のために効果的です。
物件と売主様の状況に合わせて、最適な提案をさせていただきますので、
お気軽に生島迄ご相談ください。
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