賃貸事業の管理業務を確認していきます!②
2022/12/15
前回のブログでは、
主に、賃貸事業を営むにあたっての「契約」の部分にフォーカスをあてましたが、
今回は、物件の管理(現場の作業)に焦点をあてたいと思います。
多くの方は、自分の持ち家を貸し出すにあたって、不動産会社に管理を任せることが
多いと思いますが、「もし自分でやる場合」という想定で読んでいただけるとありがたいです。
一棟マンションの管理と区分所有を一室だけ管理するのでは、
労力がかなり違ってきますが(共用部分の管理があるかないかですね…)、
一棟マンションの管理を押さえておけば、
区分所有一室の管理はできるというふうに感じておりますので、
一棟マンションの管理をイメージして、やるべきことを並べていきます。
①建物の清掃
管理会社に管理を委託している場合、建物の清掃は管理会社が行います。
管理会社に委託しない場合は自分で清掃を行うか、
清掃を専門の会社に外注するか、です。
管理会社や清掃業者に依頼する際は、
掃除の頻度や方法についてあらかじめ決めておくのが
大事です。清掃は主に共用部分です。
②建物の修繕
経年劣化による建物の破損は、
家主や管理会社に修繕の義務があります。
家主や管理会社が行わなければならない建物の修繕は、
物件の屋根・柱・内装・設備など入居者に貸している部分すべてです。
たとえば、一棟管理の場合、オートロックの調子が悪い、廊下の照明が一週間切れっぱなしだ、
など共用部分の管理対応も含まれます。
ただ、入居者が破損させてしまった場合は、入居者が修繕しなければなりません。
なので、入居者から「~が壊れた」と連絡が来たときは、経緯をしっかり聞きましょう。
よくよく聞けば入居者の責によるものということもあります。
モノによりますが、「まあ、今回はいいですよ~」なんて家主さんが言えれば、
入居者さんとの関係性が良くなって、何かこっちが原因で迷惑をかけることが
起こった時も、すごく良い対応をしてくれたりするので、
このへんは持ちつ持たれつという感覚を
持った方がやりやすいかもしれません。
③設備のメンテナンスや修理
設備のメンテナンス・修理も家主または管理会社が行います。
管理会社に依頼する場合は、
設備・メンテナンスの実施範囲や費用について事前に取り決めておく必要があります。
さきほどと同じですが、入居者が破損させた場合は、入居者負担です。
ざっくりと現場の業務的なことでいうとこんな感じです。
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